伐採と開墾
大きくなりすぎた木の伐採作業や開墾は暇な時期に行う。
暇というと語弊があるが、収穫する柑橘がない1月は比較的ゆったりしており、正月気分が長く続く。作業が大変なので重たい腰を上げなければならない。晴天が続いたので、まずは防風林として大きくなりすぎた杉の木の伐採を行った。

大きくなりすぎて石垣を壊す勢いである。大きくなると日陰を作ってしまい、近くに植えてある柑橘の育成にも良くない。
目をそらしていた問題を解決できるとスッキリする。視界が開け、光がたくさん入る園地になった。
また、高齢化が進み、耕作放棄地が増えているので新たに土地を借りて園地を広げることにた。

防風林は人間の背の高さ程度に保つようにしているが、放棄されているた土地ではぐんぐん成長する。
耕作放棄地を観察していると、様々な植物が生えて土壌の段階を知らせてくれる。セイタカアワダチソウが群生したり、バラが生えたり、笹が生えたり、竹林になったり……。植物を観察するのも大切なことである。


一日がかりで草刈りを行った。ここにはハーブなどを植える予定。
一度休んだ土地は、元気に目覚めて私たちを楽しませてくれると思う。