マドンナみかん 収穫開始
12月初旬。マドンナみかんの収穫が始まりました。まずはハウスで育てているマドンナを収穫します。
一つ一つ丁寧に収穫し、サイズ別に選別、箱詰めまで手間のかかる品種ですが、その触感は他の柑橘とは全く違うゼリーのようにとろけます。
ハウスがひと段落すれば、露地栽培を行っている園地へ。これもマドンナみかんです。一つ一つ丁寧に黄色い袋を被せて栽培しています。今年は全体的に不作で山に実っている果物が少ないため、鳥の被害が多いように思います。
いつもは、袋を被せれば防げるのに、強引に袋の上からつついて果実を食べています、この食べ方は嘴のある鳥の仕業です。本当に、生き物たちは生きるために必死に食べ物を探しているのが分ります。美味しい味を覚えてしまったら来年が心配です。
今シーズンは、マドンナみかんを用意できる予定数量に達したため、早々に受付を中止することになりました。私たちもたくさん収穫してたくさん届けたい思いはいっぱいなのですが、品物がないためどうすることもできず申し訳ありません。
マドンナみかんは、来シーズン収穫量が倍になるようなことはありません。できるだけ一つ一つが贈答用にふさわしい大きさ、色、形、味を目指して愛情込めて育てていきたいと思っています。