晩柑の袋掛け作業

温州みかんの色づきが遅いので、みんな袋掛けを集中して行っています。山の中に白色がチラチラ見えますね。

マドンナ/ブラッドオレンジ/せとか/デコポン/清見/ネーブルなど、言ってしまえば「温州みかん」以外の柑橘はだいたい紙袋やサンテを被せます。ハウス栽培の時は不要です。つまり、小さなハウスの役割でもあると思います。風による擦れの傷や鳥などの外的から守ったり、着色をよくしたり、さまざまな効果があります。

上の写真はデコポンです。ずっしりとした重さがあります。一つ一つ丁寧に被せていく作業は大変です。実の色が緑色なので掛け残しがないように注意して行います。

まだ、予約の始まっていない「甘平」にも白色サンテをかけています。今のところ十分な量があるように思えます。

しかし、よくよく見ると少しの割れがあります。これは品物にならないので切り落とします。休憩時間に食べてみたのですが、みずみずしい歯ごたえがあり、酸はありますがとても美味しかったです。このまま割れずに冬を越せるといいのですが。もう祈って待つしかありません。